[M様邸]
私です(ご主人)。どうせ建てるなら思い切ったことをしようと。そこで、1階の居間は料亭や格の高い居酒屋をイメージし、色は直感で黒に。妻にびっくりされましたが、ここを生活感がない空間にしたかったんです。譲れなかったですね。家の完成後まもなく、私たちの両親や兄弟、友達家族が訪ねてきてくれたんですが、真っ黒な室内を見て「エエッ」と。その反応を見るのがまた楽しくて。でも、みんなこの空間にしばらく身を置くと「この家いいなぁ」ってしみじみと言ってくれるんです。うれしいですねぇ。
スギの無垢材です。木の感触を存分に味わいたいから、このスペースは一切何も置きません。いつも木の香りが漂って、木目を飽きることなく眺められる。何より快適です。夏場は涼しいし、私(ご主人)が冬場のお風呂あがり、裸で床にゴロンと寝ころんでも冷たくない。木ってすごいですね。
やっぱり居間! あと、この空間を引き立ててくれるインテリアですね。ひとつは夫の友人がお祝いに書いてくれた掛け軸。
「和」の文字が風流でしょ。二つ目は丸窓。丸窓をライトアップすれば、ウサギが餅をついている姿が障子にぼんやりと映るんです。
夫が下描きした絵を切り取って貼りました。室内に居ながらにして、月見をしているよう。毎晩、ウサギの餅つきを見るのが楽しみです。
チラシで大和の存在を知り、実は冷やかしで足を運びました。すでにその時、洋風専門の住宅メーカーで建てることが決まりかけていたんですが、主人があと少しの金額を出して自分好みの家になるんだったら、大和がいいと。建築士さんが夫のやりたいことと価値観を理解してくれたことが最大の決め手です。家づくりに妥協はできませんね。この家には「あのようにしておけば・・・」という後悔は一切ありません。
建築士さんと主人の意見が一致して、ダイヤ柄のクロスに。壁、天井と全体に貼りました。娘が成長しても、飽きのこない柄かなと。間違いのない選択だったと思っています。
唯一、私(奥様)の希望が通ったのが小上がりの和室を作ってもらうことでした。この部分も主人は居間として広げたかったのですが、「絶対いる!」って押し通しました。障子は空間デザインも考えて、障子が上げ下げできる雪見障子にしました。今はここで3人が川の字になって寝ています。やっぱり畳の上で寝たくて・・・・。2階に寝室があるのにね。
お忙しい中取材にご協力頂き、貴重なお話をお聞きすることができました。
ありがとうございました!
大和建設では、ご入居後のアフターメンテナンスのサービスも行っております。
今後とも、永いおつきあいの程、よろしくお願い致します。